Sandboxの種類と役割 - エンジニアじゃないけどSalesforceがスキ

Salesforce認定プラットフォームApplicationBuilderの試験の中で必ず１〜２問は絶対出るのが、以下のような設問。

権限とかは実際に自分でSalesforce環境に設定をして確認すればいいんですが、 Sandboxに関しては暗記するしかないです。

今回、私が暗記した部分を紹介します。

Sandboxの名前

Sandboxとは「本番環境の設定やデータをコピーして構築や検証ができる環境」のことです。構築や検証の内容によっていくつか種類があります。

全部で４種類あります。

	Developer	Developer pro	Partial Copy	Full
Professional	10	0	0	0
Enterprise	25	0	1	0
Unlimited	100	5	1	1

Editionによって使える数が異なりますので、注意が必要です。

では、それぞれのSandboxの特徴とどう言ったシーンで使えるのか見てみましょう。

Developerは、Salesforceの開発をするときに使うことが多いです。本番環境の設定がコピーされます。

項目を１、２個追加するくらい、かつ本番環境に複雑なロジックが組まれていない場合だと本番環境に直接設定してしまうことが多いです。

それ以上になるとDeveloperを使って設定をし、テストをしてから本番環境にリリースします。

Developer Proは、大きな開発やテスト、インテグレーションテストやユーザトレーニングなどを行うときに利用するそうです。

Developer同様、本番環境の設定がコピーされます。

これは利用したことがないので、Developerとどう違うのかがピンと来ませんでした。なので、「開発とテストも大規模なもので、ユーザテストやインテグレーションを行うときに使う」って丸暗記しました。

Partial Copyは、テストをするときに利用する環境です。 Debeloper、Developer Proと違うところは、本番環境のデータが一部サンプルとしてコピーされてくるところです。

ですので、ユーザ受入テスト、インテグレーションテスト、トレーニングなどで使用するのに向いています。

Fullはテストをするときに利用します。 Partialが一部のデータだったのに対し、Fullは全てのデータがコピーされます。本当に本番環境の複製となります。

主に、パフォーマンステスト、負荷テスト、ステージングとして向いている環境となります。

こうやってまとめてみると、Developer、Developer Proが主に開発に向いているのに対し、 Partial Copy、Fullはテストに向いている環境、と言うことですかね。

違いを理解して、資格取得今後のSalesforceの設定に役立てて行きたいと思います。